いつの日だったか香港にハマってた友人いわく
「中国返還後の香港、つまらないよ」
その言葉を鵜呑みにするように
「屋台で飲めれば、それで充分だ」と
低めの期待で向かったのは確かだった
けれど今、痛烈に「ヤラレタ」って思ってる
だって香港、あまりに心地よすぎるんだ
先ほどのセリフ
友人にとっては、正しいことなのかもしれない
けれどウチにとっては
英国統治時代の香港を知らないし
たった4day滞在のただの旅行者だ
だから「なんとなく」だけど
異文化との融合と調和がいい感じだ
立ち並ぶビルやネオン、田舎の熱気あふれる屋台も
中国語も英語も並び、人種も食べ物も色々
過去と未来が共存している世界
古き良き時代のジャッキーチェンを思い出す
長い歴史を感じさせる海の足
スターフェリーから眺める香港島
片手に持つザルの中はドリアン
台車の店 好きなように組んだら楽しそうだ
古物商のおじさん
時間の静止した古井戸のむこう側に未来が…
この奥の路地には何があるのだろう
旅って、こんな気持ちの連続のような気がする
Location by 朗屏(LongPing)郊外
歩いていって見つけるものは、その土地の日常
場所によっては返還前も後も変わらずに
そこにただ佇んでいるだけなのかもしれない
時間が静止したかのような風景
どんな人が配達しているのだろうか
車体とボンベ色のコントラストに惹かれる
寺院の屋根にはシーサーが見守る
まるで沖縄みたいな屋根だよ
沖縄と似た建物、ハーリー(龍船競漕)などの存在
どこか繋がっているかもしれないね
香港がイギリスと中国の文化が入りこんでいるのと
沖縄がアメリカ世と大和世を経ているのとは
何か近いような気もしたし、でも違う部分もあるだろう
どことなく居心地がよいのは
そうした色々な文化が融合していることも大きいのかもな
かと思えば、駅のホームで
バケツ片手に歩く奥さまを見かけたりする
上品に日傘をさしているアンバランスさがいい
なんでもあり、ってところがいいんだね
この洗剤、みたことないよ笑