コルカタ名物タクシー
黄色レトロなアンバサダー
HM(ヒンドゥスタン モーターズ)というインドメーカーが作っていて
英国車オックスフォードをベースにしたんだとか
イギリス統治時代の歴史がここに映し出される気がした
車内は視界がよくてオープンだ
バックミラーごしに彼は何を見つめているだろう
プリペイド形式タクシーだったのに、やはり追加料金を請求されてしまう
代金はすでに払っているので”NO”といえる日本人で通していった
行き先あってるか確認しないとね、時折出る英語表記がありがたい
タクシーの外壁がべこべこの車もあれば、丁寧にディスプレイするのもあり
おとなしいドライバーもいてそれぞれ個性たっぷりであった
さて、排ガスがたちこめるコルカタでも、朝は少しばかり空気が澄んでまぶしかった
アンバサダータクシーで走りながら、車窓からの風景を眺める
ドア1枚隔てた向こう側は朝の活動が始まろうとしていた
路上が鶏市場に早変わり
巧みにカゴや自転車にくくりつける 胃袋への取引は真剣だ