毎日を旅するように暮らす筆談トラベラーのサイト

バラナシの長い夜(中編)

(前編から続き)
オートリクシャで向かったバラナシ駅

ちなみに昼はこんな感じ
3つの言語で書かれた駅の看板

駅構内は人がごったがえし

よくみたら牛がいたりするのだ

前日確保しようとした寝台座席は満席で実はキャンセル待ちを入れていたのだ
(ウェイティングリスト登録)

何度もインド国鉄のウエブサイトで座席確保できるかチェックしたが、ちゃんと確認ができるは駅の窓口


仮発行したチケットを見せると無愛想な駅員は首を横にふった
(インドはこれがOKサイン)

SLスリーパー(格安クラスの寝台)
席ゲットできたことだし、約15時間の長い列車旅に備え、2Lミネラルウォーターやらビスケット、リンゴなどを
売店で買い込んだ

駅構内には本屋もある

長いホームの移動にバイクを使う駅員をみた

なんとホーム内にもお掃除隊の牛がゴミ箱の中までキレイにしてくれる

ちょこまか動く気配を感じた
ネズミが顔を出して疾走し、落ちている食べ物を取りにいっては巣穴に戻っていた
ネズミに牛か…ネコがいればトム&ジェリーだ

予定ではバラナシを21:05出発し、ハウラー駅(コルカタ)には翌朝11時頃到着する

最初にみたとき21:05発が22:05発に変更になっていて1時間遅れていたようだった

ホームになかなか電車が来る気配がなく、電光掲示板をみにいくたびに出発予定時刻はどんどん遅れていき
とうとう『08:55』に変わった

ちょっと待て!?これって翌朝?

車両NOで確認ができる『12332』が目的の列車

さっきの無愛想な窓口へいき ”12332の列車はいつ出発?”とメモに書いて渡したら
「4時間遅れる」と書いて、投げるように戻された

そして夜11時には、その窓口はクローズしてしまった

再度電光掲示板をみると他の列車が次々と欠航になり『12332』の出発時間は「10:45」になる

明日夜10時台の飛行機で帰らなきゃいけないのだ
電車の出発がズレこむと飛行機に間に合わない可能性が出てきて、うちらはあせり始めていた

(後編に続く)