毎日を旅するように暮らす筆談トラベラーのサイト

無邪気だった夏時間

この夏、小学54年生になる伊東孝志画伯に誘われて
キャンプ道具、ビール、遊び心めいっぱいカヤックに積んで無人島へ
伊東画伯のヘロンはフェザークラフトシリーズでは一番デカイ
荷物もたくさん収納でき、それでいて早いのだ
まるで白鯨に魂を吹き込んだかのように海上を自在に歩く

パラダイスに着くと、カヤックを土台にしてスペシャルなアズマヤを作ってくれた
この空間の下で、惣菜屋で頼んだイモ天ぷらとビールを飲む

うちらの会話は時と場所によって身ぶりだったり、絵だったり、微笑みだったり…と
この時は砂浜が筆談ボードになった そして気づくと波が消していく

キャンプでの一番の楽しみは焚き火料理とビール
そのための創意工夫のつまった流木キッチン

カヤック3艇固定してソロ用の帆で漕ぎ出した
風は弱く、3匹の魚は暴れ出して、笑いがこみあげていく

伊東画伯が描いたガジュマルの手ぬぐいを
ランプシェードにして夜は更けていくのだった