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熊本へ「音のない青の世界」

熊本で、1人のろう者アーティストが
「音のない青の世界」個展が開催されると
いうので、陸路で向かった
[10十BeaM]裏山雪野海で戯れるTrollOfficialBlog

「手話」をテーマにした絵が繰り広げられ
絵をとうして、画家 乗富秀人さんのメッセージが
力強く、観るものの心に飛び込んでくる

そんな手話の歴史は彼の個展で触れることができる
手話は、ろう者にとっても大切な母語だが
過去に手話による教育を禁じられた時代がある

音声口話を強いられた教育が
つい最近まで全国で繰り広げられていた
今もなお、そんな教育が地方で残っている所がある

そこで受ける、ろう児のことを思うと胸が痛い
だからこそ乗富さんの描く絵に込められた想いは熱く
絵の背景にある漆黒の闇が様々なメッセージを放つ
いつか闇が解け、風景が現れるのを期待したい
[10十BeaM]裏山雪野海で戯れるTrollOfficialBlog

画家である彼の奥さんは
MHの同級生でもある
再会して、色々な話を聞いた

その息子さんも、ろう者であり
通う熊本ろう学校の先生方は
積極的に手話による教育をすすめているそうだ

そんな先生方も個展を観にきていた
よい傾向だと思う
乗富さん一家は北海道の十勝から熊本に移住し
熊本のろう者コミュニティに
パワフルなインパクトを与えていて
今後の九州がますます楽しみだ