ジャンボと呼ばれるバイクタクシーは走っているだけでも絵になるくらいで、いつも好んで眺めていたよ
ジャンボの行列
メコン川を眺めながら客を待つ運転手たち
[私服だが一応全員運転手なのだ]
昭和後期の幼少時代を過ごしたウチはこの柄のバイクが懐かしくてたまらない
デパートの屋上でこれに似たミニチュアの電動バイクをよく乗りまわしていたからだ
(足元のボタンを踏んで動かすやつだった)
そこにはウルトラマンや仮面ライダーなどのヒーローの夢がみっちりつまってる気がする
2ストバイクのようだけど左手でギアを切り替えるバーがついて一度は操縦してみたい気持ちにかられるんだ
[タイガーマークが渋い]
もちろんメーターはなく交渉するんだけど乗合いだと安くなるみたいだ
ここで見た若いお母ちゃんと小さな子どもが降りたとき、ドライバーにお金を渡すのだが
受け取った彼は1枚紙幣を戻したんだよね
「えっいいの?」と顔を上げるお母ちゃん
テレながら手をふる優しいドライバー
こんな心あたたまるシーンも垣間見られたんだ
うちらはもちろん外国人料金だ(笑)
昔は現地の相場まで価格交渉してエキサイトしていたけれど今はこれでいいと思うようになった
みんな精いっぱい頑張ってるからね
エアコンの効いた高級車よりこっちの方が断然楽しいよね
このままどこまでも揺られていきたいな