RQ歌津の続き
水が給水車に頼るなら、電気はどうしているかというと
太陽、ソーラーで蓄電をする
このテント村の奥にソーラーパネルを敷いている
晴れた日でだいたい1800Wが使用可能だ
冷蔵庫で約1000w
ミーティング等で使用するパソコンが約100Wくらい
あとは夜のLED照明や携帯充電でギリギリとなってしまう
コンテナ2台あるだけの基地
各自ヘッドライト等が必要だよね
個人的には「エネループ充電器」で
携帯を充電したりしたが
持続可能な電源について
やはり考えさせられた
夜の照明やパソコンは大事な存在で
パソコンでミーティングの内容を要約して
テキストに打ち込んでくれたりしたからだ
RQ歌津には外人も集まるようで
うちらが行ったときには
イギリス人やインド人がきてくれた
特にイギリス人のアンドリューとは
夜ご飯のときにソーラー発電の灯りの下で
筆談で会話をよくしていた
アンドリューは過去に日本に
留学したことがあるので日本語が達者だった
外人と日本語で筆談するのは
お互いに初めてだったので
なんだか、くすぐったかった
「大好きな漢字は何か?」とか
普段、当たり前に過ぎていくようなことを
改めて、気づかせてくれたりした
作業内容をノートに書くアンドリュー
漁師の網をクリーニングする作業
また網が活躍できることを祈りながら
[番外]
ずっと前に三陸を自転車で旅したけれど
「南三陸町」は覚えがなかった
[美しかった三陸の海]
それもそのはずだった
新たに合併した新しい名前だったのだ
「志津川町」と「歌津町」が合併して
「南三陸町」となっていたのだった
旅の途中、魚竜のマークが珍しくて撮影した
志津川町と比較して
歌津町は救済の手が届かないことも多くて
RQ歌津は作られたそうだ
合併したりして大きな市になってしまって
小さな自治体に届かないような
そうした場所が他にもあるのだろう
みんなの力が行き渡るといいな