自転車タクシーこと『サムロー』はタイではあまり見かけなくなった
レンタバイクやレンタサイクルも増えてきているのも要因かな
歩いて20分位の距離までこのサムローを利用した
大通りではトゥクトゥク(バイクタクシー)や日本製の車などに追い抜かれたがしばらくして小道に入っていった
サムローのおじさんが漕ぐたびにふくらはぎの筋肉が盛り上がるのを見つめた
よく見たら泥除けに「トヨタ」の文字が!
自動車用のをつけていたんだね
確かにこれなら自転車用よりも強力に泥はねをカバーしてくれるだろう
本当は川の向こうへ行きたかったが「橋は登り坂だから、手前で勘弁してくれ」と
ジェスチャーでサムローおじさんは言った
うちらも自転車に荷物つけて登った坂の大変さを思い出して苦笑い
望むとおり、橋の手前で降りたよ
いつまでも元気でいておくれ、と手を振ったのだった
華奢ながら、しなやかなサイクリスト