毎日を旅するように暮らす筆談トラベラーのサイト

劔御前小屋で考えた国境越えて共通するもの

立山でのメインルートと呼ばれる雷鳥沢
人は確かに多いはずなのだが
ガスが出たせいか、それを感じさせない

稜線に出てから少しのトラバースをして向かう剣御前小舎
雲の切れ目から力強い蒼い空が少しのぞく風景は
どこかインドの山のような印象を抱かせた
TrollOfficialBlog [10十BeaM]裏山雪野海で戯れる

外は風が吹きつけていて、のんびりお茶できる状況でない
小屋の中に入ろうにも木の扉は重くドアレールが凍っていた
専属のドアマン(これぞ本物の手動ドア)が開閉を担当している有様だった
中に入ってもっと驚いた
タルチョがつり下がっていて
なんだか異空間のようだった
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[テルモスの熱いTEAをいれるMH]

やっぱりインドみたいな風景だな、と感じた
チベットとインドとが混在するダラムサラの上空には
ダウラダール山系がそびえたち、空と雲が似合う場所がある
そこの小屋もまた剣御前小舎のような存在であった
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[Location by Triund 2900m/INDIA]

タルチョがはためく上空を眺めながら
世界の中心は、どこなのかを考えた日々だった

国の文化や言語、人種はそれぞれ違うのだけど
空は世界どこだって繋がっている

寒さに震えながら、入っていく小さな小屋で
暖かい飲みものをすすれば、誰だってホッとするよね
それはどんな時代でも共通するんじゃないかな
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[Mt.Indraharをのぞむ/Triund]

P.S.
Triundへのアクセスは
Dharamsala(ダラムサラ)マクロードガンジから
歩いて2-3h前後である
利用したガイドショップ[SUMMIT ADVENTURES]