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白馬連峰でのビールタイム

山小屋に近づくにつれ
頭の中で「輝く黄金色の液体」への
熱い切望が湧いてくる
そう最初の一口は涙が出るほど最高だ!
[10十BeaM]裏山雪野海で戯れるTrollOfficialBlog
 [唐松岳山荘の生ビール¥850 Photo by MH]
でも今回、本当にビックリしちゃったんだ
「生ビール」を売っていることにね
10年位前、涸沢ヒュッテに
生ビールがあるのが珍しかったほど

それは小屋の規模が大きくて
ヘリによる空輸が高い頻度で出来るからだと思う

ウチがバイトしていた山小屋は
規模が小さく、月1度の空輸がやっとだ
けっこうコストはかかるし
1カ月に使う食材を計算しなければならない
(たとえばキャベツ10kgとか)

不足してボッカ(歩いて担ぎあげる)するのは
アプローチの長い稜線の場合、大変だよね
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  もうオヤジになってます
 [白馬頂上宿舎の生ビール¥800]
当時はフロント受付を兼ねていた売店に
常温で缶ビールが置かれていた

冷暗所なのでほんの少しだけ冷たい
山で飲むビールってこういうものだと
思っていたので、それなりの趣があって
それは、それでよかった

けれど今、唐松岳山荘も白馬岳の山荘も
自動販売機まで置かれいた
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[唐松岳山荘内にある自販機 缶ビール350ml¥550]
自販機があることで完全に売店を閉め
バイト達が夕食しながら談笑しているのを
窓の外から眺めていて、不思議な気分になった

山もこれから変わっていくのかもしれない
でもみんな山に求めることは何だろう?

ギンギンに冷えた生ビールも
キレイな洋式水洗トイレも
快適なサービス提供としては
必要なことかもしれない

その一方で白馬尻小屋は
昔と変わらない方法で販売していた
それはウチの好きな風景の1つなんだ
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雪解け水で冷やす 時にはリンゴが浮くことも