長野県の松本駅や扇沢、山梨県の広河原のような、山の玄関口はまだ見ぬ風景への高揚にみなぎっている
NEPALのアンナプルナサーキットのそれは「BESI SHAHAR(ベシサハール)」
この小さな町にちょっとした売店と宿と食堂があるが舗装路はここまで
それは、この先の物資が一気に減っていくことを意味する
文明から遠ざかっていく先のことを思いながら空を見上げると上で現地の人が工事をしていて、よく見ると水平を出すのに透明ホースに水を入れてチェックをしていた
レーザーレベルのような機械はなかった
日常的に手に入る道具でこなす世界に突入していくのを、そこで感じたのだった
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