毎日を旅するように暮らす筆談トラベラーのサイト

ネパールのバス選びは旅を左右する

ネパールはインド国境にまたがる鉄道以外、電車がないから地方へいく交通の足はたいていローカルバスだ

飛行機やジープをチャーターする手段もあるけれど、今回みたいに行く方面に飛行場が近くになかったり
欠航が続いたり、あるいは財布が軽いなら、ローカルバスにいきつく

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路上チケット売場で買うこの時、旅の運命は決まるといったら大げさか
でも、そのくらい重要な要素を占める

バスの装飾にこだわるドライバーなら愛情も感じられる


扇風機を取付け、コンパネで目隠し

 

コックピットの真上に配置されたスイッチ類
ピンポイントで扇風機をオンにしたり、ライトが点くんじゃないか

 

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出発前にお香が焚かれ、バス内のニオイとやらを静めてくれた

 


ドライバーの友人が手書きしたのだろうか

 

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窓もちゃんと開閉できるこのバスなら大丈夫そうだ

いざ出発!この瞬間が好きだ
カオスのカトマンズを抜けるともう、そこは山道でハイウェイとは名ばかりのガタガタ道にゆられる

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途中でタイヤ交換は日常のこと

 


ドライバーは整備士でもある

 

 

崖崩れ地帯を通過

標高600mから一気に2000m地帯を走ることもあったし
はるか彼方に糸のような川がみえる絶壁断崖をデカイトラックとすれ違うことも

途中、バスが転落した現場をみた
それは最近のことらしく、現地の人が「24人亡くなった」とジェスチャーで伝えてきた
どうやら飲酒運転だったようだ

ともあれ、バスに命を預けることに変わりない
安全に、かつ目的地に早く到着できそうなドライバー&バス選びは大切だよね


途中3回ぐらいの休憩をはさみながら約8時間ゆられて目的地についたときはホッとして、喜々と荷物を受け取るのだった

(オマケ)


タイヤ交換中、追い抜かれたバス

 


ムスタン地方/写真は物語る