ランタン谷トレッキングへ出発の朝
砂埃のたちこめる繁華町タメルから
朝早く出たというのに、工事でデコボコの道を、いきなり拒まれた
それはいつものこと
エヘへと笑いながら、その間「サモサ食べたい」と指さし会話帳を
引っ張り出していたのだけど、やたら騒がしい
みれば鶏を乗せた車が脱輪していた
それで動かなかったのか
どうするんだろう、と思っていたら、あれよ、あれよという間に
ユンボ(重機)のアームが伸びて脱輪した車を元の場所へ持ち上げたのだった
おおげさなレスキュー無用
JAFもビックリの手軽さだった
そして、脱輪したドライバーが運転席へ戻る瞬間