毎日を旅するように暮らす筆談トラベラーのサイト

インドでは、遠かった液体

インドに来て困ったこと
それはメタボネコが見れないことではなく、酒が気軽に飲めないことだった

いまだに北西インドのクジャラート州は禁酒令が出ているぐらいだ


[ガントクの酒屋は明るい方だけれど]

たいてい目立たないところにあり、ウチのビールセンサーで探しあてる
金網の中で受け渡したり、新聞紙にくるんで見えないようにされると”ヤバイの?”って思っちゃうじゃん
(ビン割れ防止にもなるけれど)

食堂の店前で威勢のいい兄ちゃんに「おいで、おいで」と席に案内されたのに
「ビールは?」と聞いた途端おもむろに顔色を変えて「NO!!」と去っていくのも1度や2度じゃなかった

こうなったら意地になって、酒店を探して買い、ホテルに持ち帰って部屋で堂々と飲んでいた


こういう時のためにウチのカラビナには栓抜きがついてる

KING FISHERはストロングとかプレミアムとかあるけどどれもコクがあって、とてもウマイ!
インドのビールだけど、イギリスにもあるらしい


ガントクで見つけたチベタン料理屋でやっとビールを提供する店で、モモ餃子と一緒に流し込んだ
そしてレストランで飲めたのは、この旅で、まさかの最初で最後のビールとなる

シッキム州を南下した途端、ビール探しも難化していく
そうして強制的休肝日が何日も続いてしまうのだった