ジリからスタートして、何日が経過しただろう
標高4410mのDINGBOCHE(ディンボチェ)
指折り数えると12日目になっていた
高度順応日で散歩という手段もあったが
風邪をこじらせていたし、とにかくのんびりしたかった
でも外は絶好の洗濯日和
ガイドのプラベもここぞとばかり洗濯
湧き水をそのままアルミのタライに入れるとめっちゃ冷たい
じきに手がしびれてくるが気合いで洗った
水は、すぐに真っ黒になっていく
水の入ったタライはとても重く、持ち運ぶのにフラついてしまう
宿のシェルパ族の子が手伝ってくれたと思った時には難なくタライの水をジャガイモ畑にふりまいた
(洗剤使ってなかったから良かった)
小学3、4年生かと思うほどの背丈だが、トイレの水をポリタンクで補充していた
確かトイレは8個あって水がめにポリタンク5杯分ぐらいかな
つまり少年は40往復しているのだった
いかに自分が家電に頼っているか、指1本で機械に任せちゃう暮らしを考えちゃうのだった
洗濯した「ソレ」を干したとたん、陽があたらない側は、たちまち凍ってしまった
だから、時々裏返したりして、太陽にあたるように面倒を見なければならなかった
これが4000m級の洗濯なんだね
そしてロッジの少年はイスを用意してくれ
洗濯物と一緒に風景をゆっくり眺める、いい時間だった
[マメにUVクリーム塗らないとヤケてしまう]
ずっと眺めていた山、AMADABLAM(アマダブラム6856m)
[雲がまだ出ていない早朝が美しい]
ちなみにロッジの少年が珍しいわけでなくネパールでは至るところに